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16. 検索

16.1 フォルダの内容の検索

検索ダイアログ

フォルダの内容を検索するには、検索したいフォルダを選択した状態でメニューから「編集>メッセージを検索...」を選択して検索ダイアログを表示します。またはフォルダビューで対象となるフォルダの コンテキストメニューより「メッセージを検索...」を選択します。

検索条件の入力

検索ダイアログに検索条件を入力します。条件の指定方法は基本的に振り分けの場合と同様です。

検索対象のフォルダにはあらかじめ選択されているフォルダが指定されています。対象フォルダを変更したい場合は入力欄の右の「...」ボタンを押して選択します。

「サブフォルダを検索」にチェックを入れると、指定したフォルダの下位にあるフォルダもまとめて検索します。 「大文字/小文字を区別」にチェックを入れると、アルファベットの大小文字を区別して検索するようになります。

検索の実行

「検索」ボタンを押すと検索を開始します。また、条件のキーワードの入力欄でEnterキーを押すことでも検索を開始します。「クリア」ボタンを押すと入力した条件と検索結果をクリアして初期状態に戻します。

検索結果は下のリストビューに一覧表示されます。その中のメッセージをダブルクリックすると、そのメッセージを含むフォルダをサマリビューで表示している場合はサマリビュー上で選択します。それ以外の場合は別ウィンドウで表示します。

「閉じる」ボタンを押すと検索ダイアログを閉じます。

16.2 検索フォルダ

検索フォルダとは

検索条件を検索フォルダとして保存することで、検索結果を後から簡単に参照することができます。新しいメッセージが追加された場合は、そのメッセージも自動的に検索対象に含まれます。 検索結果はキャッシュされるため、2回目以降は高速に表示することができます。

検索フォルダの作成

検索フォルダを作成するには、検索ダイアログで条件の設定を行った後「検索フォルダとして保存」ボタンを押します。 「場所:」で指定したフォルダの下に「フォルダ名:」で指定した名前の検索フォルダが作成されます。フォルダを作成する場所は初期状態では検索対象フォルダの下になっていますが、場所の入力欄の右の「...」ボタンで変更することもできます。

フォルダビューで検索フォルダを選択すると、検索結果をサマリビューに表示します。検索フォルダでも通常のフォルダと同様にメッセージを閲覧することができます。

検索条件の編集

後から検索フォルダの検索条件を変更することもできます。検索フォルダの コンテキストメニューから「検索条件を編集...」を選択します。 検索ダイアログと同様にして条件を設定した後、「OK」を選択します。「キャンセル」を選択すると変更は破棄されます。

16.3 メッセージ内の検索

現在表示しているメッセージ内の文字列を検索するには、メニューから「編集>現在のメッセージ内を検索...」を選択して検索ダイアログを表示します。

検索ダイアログの「検索文字列:」入力欄に検索したい文字列を入力します。 「大文字/小文字を区別」にチェックを入れると、アルファベットの大小文字を区別して検索するようになります。

「進む」ボタンを押す、または入力欄でEnterを押すと先頭から順に検索を開始します。 メッセージビュー内をクリックした場合は、その場所から検索を開始します。 「戻る」ボタンを押すと逆方向に検索します。

「閉じる」ボタンを押すとダイアログを閉じます。

16.4 クイック検索

サマリビューの上部にある「検索バー」を使うと、メッセージ一覧の絞りこみ検索をすばやく行うことが出来ます。これをクイック検索と呼びます。

左のドロップダウンメニューでは、フラグの条件を選択することができます。例えば、「未読」を選択すると未読メッセージのみが表示されます。以下の条件から選択します。

右の「検索:」入力欄に検索キーワードを入力してEnterを押すと、件名または差出人を検索し、ヒットしたもののみをサマリビューに表示します。フラグの条件と同時に指定することもできます。複数のキーワードを空白区切りで並べて入力すると、各キーワードのAND検索になります。

絞り込みが行われている場合は、検索欄の右に「○○通中○通を表示」と表示されます。

条件をクリアしたい場合は入力した文字列を削除してEnterを押すか、「×」ボタンを押してください。


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