全般の設定ウィンドウは以下から開くことができます。
チェックすれば指定した時間ごとに新着メールをチェックします。
Sylpheed起動時に新着メールを自動チェックします。
メールの受信にprocmailなどの外部プログラムを使って直接MHフォルダにメッセージを取り込んだ場合フォルダの情報は自動的に更新されないので、これを有効にすることで最新の状態に更新できます。
新着メッセージ到着時の通知方法を設定します。
新着メッセージが到着したら通知ウィンドウをポップアップして表示します。
新着通知ウィンドウを表示後、指定した秒数が経過すると自動的に閉じます。0を指定すると自動的に閉じなくなります。
新着メッセージ到着時に指定した音声ファイル(wav)を再生します。
指定したコマンドを実行します。コマンドの引数に %d を指定すると新着メッセージ数で置き換えられます。
「ローカルスプールから取り込む」を選択すれば、 「(スプールディレクトリ)/(ユーザ名)」のファイルからメッセージが取り込まれます。 「取込時に振り分ける」を選択すれば、取り込み時に自動的に振り分けられます。
この項目にチェックが入っている場合は、送信先のアドレスのうちアドレス帳に含まれないものがアドレス帳の「自動登録アドレス」に自動的に登録されます。
メッセージの送信時に送信ダイアログを表示するかどうかを設定します。
指定した文字列(カンマ区切り)が本文に含まれており、ファイルが添付されていなかった場合に確認ダイアログを表示します。
この項目にチェックが入っている場合は、送信時に宛先を一覧表示して確認を促します。
「除外するアドレス/ドメイン(カンマ区切り):」の入力欄にアドレスまたはドメインをカンマ区切りで入力すると、そのアドレスまたはドメインはチェックの対象外になります。
「自動的に挿入する」を選択すれば、メッセージ作成時に本文の最後に自動的に署名が挿入されます。
[設定されている署名の区切り(デフォルト:「-- 」)] [各アカウント設定の署名]のように挿入されます。
To: に書かれたアドレスからアカウントを判断し、 自動的に返信時のアカウントを決定します。
返信するとき、引用するかどうか指定します。
ツールバーの返信ボタンを押した場合にメーリングリストに返信します。
差出人が自分のメッセージに返信した場合に、自分に返信するのではなく元の宛先をそのまま使用するようにします。
返信時に宛先からメールアドレス以外の名前などの部分を除去します。
引用符と引用の形式を設定します。
?x{expr}は、xが指定されていればexprを表示します。 例えば、?s{件名: %s}というように使えば、 件名が指定されているときのみ「件名: (件名)」という表示ができます。
引用符に設定した文字列が、>で、 引用の形式が
On %d %f wrote: %Qだった場合
On [日付] [差出人] wrote: > 元のメッセージの文章 > 2行目というように引用して返信時に引用されます。
記号の説明ボタンをクリックすれば、%で始まるものの説明がでてきます。
転送の書式も同様です。
ここの項目は表示だけであり、メッセージ本体には影響を与えません。
メッセージを表示するフォントを設定できます。 基本的に固定幅フォントに設定することをお薦めします。
メニューなどのフォントを設定する場合についてはFAQを参照してください。
フォルダビューで、「フォルダ (30)」のように未読メッセージの数を表示します。
フォルダビューに表示するメッセージ数のカラムのうちどれを表示するかを指定します。「新着」「未読」「総数」のそれぞれについて表示・非表示を切り替えられます。
サマリビューの差出人カラムで、宛先人が現在のアカウント設定と同じ場合、 "--> 宛先"というように表示できます。
フォルダを開いたときに、 サマリビューでスレッドを展開した状態で表示するかどうかを指定します。
日付の書式を%y/%m/%d(%a) %H:%Mのように指定します。 詳しくはオンラインマニュアルのstrftime(3)を御覧ください。 端末エミュレータ等で、
$ man strftimeのようにすれば読むことができます。
サマリの表示項目を設定できます。 クリックして、必要なものを選択してOKボタンを押して完了です。
ここの項目は表示だけであり、メッセージ本体には影響を与えません。
チェックをオンにして編集ボタンを押すとメッセージの引用の深さに応じた 表示色の設定ができます。
メッセージビューの上に主なヘッダを表示します。 現在、表示内容はカスタマイズできません。
メッセージビューに簡略ヘッダを表示します。 編集ボタンを押せば表示内容をカスタマイズできます。 「指定されていないヘッダを全て表示」が選択されている場合、 「表示しないヘッダ」に選択されたもの以外が表示され、 選択されていない場合、「表示するヘッダ」に指定されているもののみが表示されます。
HTMLメッセージのタグ等を解釈して、テキストとして見やすく整形して表示します。無効にした場合はHTMLタグがそのまま表示されます。
メッセージにテキスト形式とHTML形式の両方が含まれる場合、HTMLを優先して表示します。デフォルトはテキスト部分を優先して表示します。
チェックを入れると、HTMLのみのメッセージを他の添付ファイル付きのメッセージと同様に表示し、HTMLを添付ファイルとして操作できます。チェックを外すと通常のテキストメッセージと同様に表示します。
設定したピクセル分行間を空けて表示することができます。
スペースキー等でのスクロール量を半ページ単位にします。
スペースキー等でのスクロールをスムーズにします。 「間隔」で何ドットずつスクロールするかを決めることができます。 間隔を大きくすれば速くなります。
メッセージビュー上部の添付ツールボタンの表示位置を指定します。初期設定は「左」です。
有効にすると、テキストビュー/添付リストビューの切り替えを従来のタブ形式で行います。
有効にすると、添付ファイルを本文より先に表示します。無効にすると、添付ファイルを本文の後に表示します。
メッセージビューのサイズより大きな添付画像をメッセージビューに収まるようにリサイズして表示します。
添付された画像をメッセージビューに展開して表示します。
各カラーラベルの文字列を指定します。入力欄が空の場合はデフォルトの文字列が表示されます。
メッセージを表示するときの既定の文字エンコーディングを指定します。通常は「自動」を選択してください。
メッセージを送信するときに使用する文字エンコーディングを指定します。通常は「自動設定 (推奨)」を選択してください。
迷惑メール対策機能の設定を行います。「 迷惑メール対策」の項を参照してください。
PGP署名の検証などの設定をおこないます。 この項目はGPGMEを有効にしたときのみ表示されます。
サマリビューでカーソルキーを使って選択行を移動した場合に、選択されたメッセージの内容をすぐに表示します。これを無効にすると、選択行を移動しても、Enterキーなどを押すまで表示しているメッセージを切り替えないようになります。
「サマリでメッセージを選択したとき常に開く」を有効にしている場合、カーソルキーでメッセージを選択したときはスクロールなどの操作を行うまでは既読になりませんが、このオプションを有効にすると、選択した瞬間に既読になります。
フォルダを開いたときに最初の未読メッセージを開きます。 設定されていない場合、フォルダを開いた後にEnterキー、左ボタンクリックで表示を更新する必要があります。
あるフォルダから別のフォルダに移動したとき、そのフォルダで最後に選択していたメッセージを記憶します。もう一度そのフォルダを開いたとき、以前最後に選択していたメッセージを選択した状態になります。これはSylpheedを終了するまで記憶されます。
これが選択されていれば、受信後にアカウントの設定で受信箱に指定したフォルダを開きます。
これが指定されていれば、起動時に受信箱フォルダを開きます。
これが有効の場合、フォルダに関連付けられたアカウントがある場合はそのアカウントに自動で切り替わります。関連付けられたアカウントがない場合はデフォルトのアカウントに切り替わります。
これがオフである場合、移動または削除のアクションをしても すぐには実行されずにそれぞれの「マーク」という形で保持され、 「実行」されたとき実際に実行されます。
タスクトレイ(通知領域)にアイコンを表示します。このアイコンから、Sylpheedの表示や、メッセージの受信や作成、Sylpheedの終了などが行えます。
また、新着メッセージを受信した場合はこのアイコンが変化し、点滅してメッセージの到着を知らせます。アイコンは任意のメッセージを開いた時点で元の状態に戻ります。
メインウィンドウを最小化した場合にタスクバーからSylpheedを隠し、トレイアイコンのみを表示します。トレイアイコンをクリックするとウィンドウは再表示されます。
トレイアイコンをクリックした場合、ウィンドウが隠れていた場合は表示し、前面に表示されていた場合は最小化するようになります。
好みのキーバインドを選んでOKを押してください。 このマニュアルは標準バインドを選択してあるものとして書かれています。
受信ダイアログをどの場合に表示するかを指定します。
メッセージ作成ウィンドウからアドレス帳を呼び出し、 アドレスをダブルクリックしたときに このチェックがオンになっていれば、「宛先」エントリーにアドレスを追加します。
オフになっているときは通常のアドレス帳と同じくアドレス編集モードに入ります。
アドレス帳から「宛先」ボタンを押す、またはアドレス補完を使用して宛先を入力するときに、宛先の氏名は入力せず、アドレスのみを入力します。
メッセージ作成ウィンドウの宛先入力欄のアドレスの補完方法を指定します。
「終了時に確認する」を選択すれば、Sylpheedを終了するときに、本当に終了していいかどうかを確認します。
「終了時にごみ箱を空にする」を選択すれば、終了時に自動的にごみ箱を空にします。 その場合に「空にする前に尋ねる」にチェックが入っている場合は、空にするかどうかを確認します。
「送信待機中のメッセージがあれば警告する」を選択すれば、終了時に未送信のメッセージがあった場合に警告を表示します。
起動時のオンライン状態を指定します。
外部ブラウザのコマンドを入力します。 %sはURIで置き換えられます。マニュアルの表示やURLのクリックで使用されます。
Unixではデフォルトでmozilla-firefox -remote 'openURL(%s,new-window)'が指定されています。環境にあわせて変更してください。
Windowsでは「(既定のブラウザ)」を選択しておけば、システムの既定のブラウザが使用されます。
外部エディタを選択できます。%sは一時ファイルのファイル名に置き換えられます。
「印刷に外部プログラムを使用する」を選択すれば、内蔵の印刷機能の代わりに印刷に使用するコマンドを選択できます。 %sはメッセージのファイルに置き換えられます。 hoge < %s | lprというようにしてフィルタを設定することも可能です。
Windowsでは入力欄を空欄にしておけば、テキストファイルのコンテキストメニューから「印刷」を選択した場合と同様に印刷されます。
なお、GTK+ 2.10未満を使用している場合は、このオプションにチェックが入っていなくても、常にここで指定した印刷コマンドが使用されます。
「メールの受信に外部プログラムを使用する」を選択すれば、 Sylpheed本体の受信部を使用せずにそのプログラムを利用して受信を行います。
「メールの送信に外部プログラムを使用する」を選択すれば、Sylpheed本体の送信部を使用せずにそのプログラムを利用して送信を行います。
これがチェックされている場合、起動時に自動的にアップデートのチェックを行います。標準で有効です。
外部の Web サイトへのアクセスに HTTP プロキシが必要な環境の場合、これにチェックを入れ、下の入力欄に「ホスト名:ポート」の書式で HTTP プロキシホスト名とポート番号を入力します。
この項目が設定されていない場合でも、環境変数 HTTP_PROXY が設定されていればそちらが使用されます。
フォルダの内容が他のアプリケーションによって変更される可能性がある場合は有効にしてください。ただし、有効にするとサマリの表示により時間がかかります。
通信がタイムアウトしたと判定されるまでの時間を秒数で指定します。デフォルトは60秒ですが、通信中に誤ってタイムアウトと判定されてしまう場合はこの時間を長くしてみてください。
ツールバーのスタイルを変更するには、「表示>表示・非表示>ツールバー」またはツールバーのコンテキストメニューより以下から選択します。標準では「アイコンの右に文字」になっています。
ツールバーに表示する項目を選択するには、「表示>ツールバーをカスタマイズ...」または、ツールバーのコンテキストメニューより「ツールバーをカスタマイズ...」を選択します。
「利用可能な項目」から表示したいものを選択し、右ボタンで「表示する項目」に移動します。また、左ボタンで項目を削除します。上下ボタンで項目の順番を変更することができます。 「初期設定に戻す」を選択すると、設定を初期状態に戻します。 「OK」を押せば設定が反映されます。