サマリビューのメッセージ一覧からメッセージを左クリックすることで単一のメッセージを選択できます。上下キーでもメッセージを選択できます。
また、複数のメッセージを一定の範囲を指定して選択したい場合、範囲の最初のメッセージを左クリックしてから、Shiftキーを押しながら範囲の最後のメールを左クリックします。
選択したいメッセージが飛び飛びに存在する場合、Ctrlキーを押しながら左クリックすることでそれらを選択することが可能です。
Shiftキーを押しながら既に選択された領域の中を左クリックして範囲を削り取ったり、Ctrlを押しながら左クリックすることでその部分を除外したりすることができます
また、サマリビューを右クリックして コンテキストメニューを呼び出し、「すべて選択」を選ぶことですべてのメッセージを選択できます。
フォルダビューでフォルダを左クリックして選択し、 サマリビューで表示したいメッセージを左クリックして 選択してください。
上に手紙マークが表示されている列に赤の手紙のマークがある場合は新着メール、青のマークがある場合は未読メールを意味します。新着メールは未読メールでもあります。
メニューの「表示>ソート」から、並べ替えの対象を選択すると、 サマリビューのメッセージ一覧を並べ替える(ソートする)ことができます。 昇順・降順を選択することもできます。サマリビューの各タイトルカラムをクリックすることでも、それぞれの項目を対象に昇順・降順で並べ替えを行うことができます。
標準では「ソートしない」(受信した順)になっています。ソート処理が行われないため、これが一覧を最も高速に表示できます。
また、「ソートしない」場合のみ「件名でまとめる」を選択することができます。これは、件名が似ているが一連のスレッドとして扱われていないメッセージを一箇所にまとめる効果があります。
特殊な並べ替え条件として、「スレッドの日付順」があります。これは、「スレッド表示」を有効にしている場合に、それぞれのスレッドの一番新しい日付のメッセージでソートされます。通常の日付順ではスレッドの先頭のメッセージの日付順でソートされます。
サマリビューでは、標準で「スレッド表示」と呼ばれる表示形式でメッセージ一覧を表示します。これは、一連の関連するメッセージをツリー状に表示する形式です。
「表示>スレッド表示」を選択するとスレッド表示のON/OFFを切り替えられます。この設定はフォルダごとに記憶されます。
メッセージが一連のスレッドにあるかどうかは、メッセージのヘッダによって判断されます。件名は判断の対象にはなりません。
あるスレッドのメッセージを選択した後、矢印ボタン(+/-ボタン)をクリックするとそのスレッドを閉じたり展開したりすることができます。
また、'-'キーでスレッドを閉じたり、'+'キーで展開したりすることができます。
「表示>すべてのスレッドを展開」または「表示>すべてのスレッドを閉じる」を選択すると、 サマリビューに表示されているすべてのメッセージのスレッドを展開または閉じることができます。
一度メッセージを選択した後、
スペースキーを使えば、メールのページスクロール、次の未読メールへのジャンプ、未読メッセージのあるフォルダへのジャンプを同時に行えます。
スペースキーを打ち続けることで、未読メールだけを自動的に選んで読むことができるので非常に便利です。
また、ShiftまたはAltキーを押しながらスペースキーを押すことで、逆方向へのスクロール、前の未読メッセージへのジャンプを行えます。
また、ツールバーの「次へ」を押すことでも次の未読メールへ飛ぶことができます。
サマリビューのマーク列にチェックマークのある"マークされたメッセージ"間を移動するには、
カラーラベルのつけられたメッセージ間を移動するには、
フォルダビューの中から好きなフォルダを選択すればそのフォルダに移動できます。
サマリビューでメッセージを選択していた場合、キーボードの←キーを押すとフォルダビューにフォーカスが移り、キーボードでフォルダを選択できる状態になります。 その後↑↓キーで移動し、Enterキーでフォルダを選択できます。 さらに←を押すと、Windows エクスプローラーと同様に、上位のフォルダを選択できます。
フォルダの文字が赤い場合は、新着メッセージが存在し、黒い太字の場合は未読メッセージが存在します。
また、「表示>移動>別のフォルダ...」 (gキー) によってフォルダ選択画面を呼びだし、↑↓で移動し、Enterで選択することもできます。
添付ファイルがある場合は、 サマリビューの添付の列にクリップマークが表示されます。
テキストとわかる添付ファイル(データ形式(MIMEタイプ)がtext/*である場合や、application/octet-streamかつ添付ファイルの拡張子でテキストファイルとわかるもの)の場合は、 メッセージビューの「テキスト」タブに展開して表示されます。
また、「 画像をインラインで表示する」をオンにしている場合は、画像ファイルについても同様に展開して表示されます。
その他の添付ファイルの場合は、ファイル名、データ形式、サイズのみがラベルとして表示されます。ラベルをクリックするとポップアップメニューが表示され、それぞれの添付ファイルに対して操作が行えます。
また、「添付」タブをクリックすると、添付ファイルの全体構造をツリー形式で一覧表示することができます。 テキストや画像(インライン画像表示オンの場合)は、各行をクリックすると見ることができます。その他の場合は、添付ファイルに対する操作のためのボタンが表示されます。
添付ファイルをアプリケーションで開きたい場合は、添付ファイルをダブルクリック、もしくは「開く」ボタン、「アプリケーションから開く...」ボタンをクリック、 コンテキストメニューより「開く」「アプリケーションから開く...」を選択してください。「開く」はファイルの種類に関連付けられたアプリケーションが自動的に起動します。「アプリケーションから開く...」は、開くためのアプリケーションをユーザーが直接指定します。
添付ファイルを保存したい場合は、「名前を付けて保存...」ボタンをクリックするか、 コンテキストメニューより「名前を付けて保存...」を選択するか、または「ファイル>名前を付けて保存...」で保存することができます。 コンテキストメニューから「すべて保存...」を選択すれば、ファイル名の付いたすべての添付ファイルを指定したフォルダに保存することができます。
添付ファイルを強制的にテキストとして表示させたいときは、「テキストとして表示」ボタンをクリックするか、 コンテキストメニューより「テキストとして表示」を選ぶか、または't'キーを押すことで表示することができます。
また、添付ファイルが含まれている場合においても、'n'、'p'キーで添付ファイル/メッセージの前後移動を行うことができます。
移動したいメッセージを選択してから、「メッセージ>移動...」 (Ctrl+oキー)、または コンテキストメニューより「移動...」を選び、 表示される移動先フォルダを選択するダイアログでフォルダを選択すれば移動できます。
また、メッセージをフォルダにドラッグアンドドロップすることでも移動可能です。
削除したいメッセージを選択してから、「メッセージ>削除」 (Ctrl+dキー/Deleteキー)、または コンテキストメニューより「削除」を選択することで削除できます。
マークしたいメッセージを選択してから、
解除したいメッセージを選択してから、
Sylpheedには削除、移動などリスクを伴なう操作を「目印のためのマーク」とは 別に移動/削除マークなどとして保持しておき、あとでまとめて実行することもできます。 これはEmacs系のメーラなどで一般的に用いられている操作方法です。
この機能を使いたい場合は、「設定>全般の設定>詳細>インタフェース」の 「メッセージを移動または削除したら即座に実行する」のマークを外してください。
そのように設定された状態の場合、実際に実行されるのは、上記のように移動、削除の動作を行ってマークをつけてから、
サマリビューに色をつけることができます。
カラーラベルをつけるには、 コンテキストメニューより「カラーラベル>(任意の色)」を選択します。
各カラーラベルの文字列を変更したい場合は、「設定>全般の設定>表示>カラーラベル」で入力欄に文字列を入力してください。入力欄が空の色はデフォルトの文字列が表示されます。
メッセージ内のURLをクリックすることで、システムの既定のWebブラウザ、または 全般の設定で指定された外部ブラウザが起動しそのサイトを閲覧することができます。
HTMLメールで表示上のリンク文字列がURLである場合、それとリンク先のURLが異なる場合はフィッシングメールとみなして警告が表示されます。
URLの上部にマウスカーソルを置いた場合は、ステータスバーにリンク先のURLが表示されます。