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diff --git a/manual/ja/sylpheed-15.html b/manual/ja/sylpheed-15.html index 2dd09e63..affe5de1 100644 --- a/manual/ja/sylpheed-15.html +++ b/manual/ja/sylpheed-15.html @@ -2,7 +2,7 @@ <HTML> <HEAD> <META NAME="GENERATOR" CONTENT="LinuxDoc-Tools 0.9.21"> - <TITLE>Sylpheed ユーザーズマニュアル: 検索</TITLE> + <TITLE>Sylpheed ユーザーズマニュアル: 迷惑メール対策</TITLE> <LINK HREF="sylpheed-16.html" REL=next> <LINK HREF="sylpheed-14.html" REL=previous> <LINK HREF="sylpheed.html#toc15" REL=contents> @@ -12,74 +12,68 @@ <A HREF="sylpheed-14.html">前のページ</A> <A HREF="sylpheed.html#toc15">目次へ</A> <HR> -<H2><A NAME="s15">15.</A> <A HREF="sylpheed.html#toc15">検索</A></H2> +<H2><A NAME="junk-control"></A> <A NAME="s15">15.</A> <A HREF="sylpheed.html#toc15">迷惑メール対策</A></H2> -<H2><A NAME="ss15.1">15.1</A> <A HREF="sylpheed.html#toc15.1">フォルダの内容の検索</A> +<P>Sylpheedは外部コマンドと連携することで、自動的に迷惑メールをフィルタリングすることができます。</P> +<H2><A NAME="ss15.1">15.1</A> <A HREF="sylpheed.html#toc15.1">迷惑メール対策機能の仕組み</A> </H2> -<H3>検索ダイアログ</H3> +<P>自動的に迷惑メールをフィルタリングするためには、まず学習型の迷惑メール判定プログラムが必要です。 +Sylpheedは現在bogofilterとbsfilterに対応しています。</P> +<P>Sylpheedは最初に迷惑メールと非迷惑メールをこれらのプログラムに渡して学習させます。学習を繰り返すことでこれらのプログラムはどんどん判定精度が向上していきます。</P> +<P>十分に学習が済んだら(それぞれ100通程度学習させれば問題ないでしょう)、受信したメールをこれらのプログラムに渡して、それが迷惑メールであるかどうか確認します。 +迷惑メールと判定された場合は、フォルダへの移動やサーバからの削除など、指定したアクションを実行します。</P> +<P>もし誤判定があった場合は、そのメールを学習させることで判定精度をさらに向上させることができます。</P> +<H2><A NAME="ss15.2">15.2</A> <A HREF="sylpheed.html#toc15.2">迷惑メール対策機能を有効にする</A> +</H2> -<P>フォルダの内容を検索するには、検索したいフォルダを選択した状態でメニューから「編集>メッセージを検索...」を選択して検索ダイアログを表示します。またはフォルダビューで対象となるフォルダの -<A HREF="sylpheed-6.html#context-menu">コンテキストメニュー</A>より「メッセージを検索...」を選択します。</P> -<H3>検索条件の入力</H3> +<P>全般の設定の「迷惑メール」タブの「迷惑メール対策を有効にする」をチェックします。</P> +<H2><A NAME="ss15.3">15.3</A> <A HREF="sylpheed.html#toc15.3">学習コマンドの設定</A> +</H2> -<P>検索ダイアログに検索条件を入力します。条件の指定方法は基本的に振り分けの場合と同様です。</P> -<P>検索対象のフォルダにはあらかじめ選択されているフォルダが指定されています。対象フォルダを変更したい場合は入力欄の右の「...」ボタンを押して選択します。</P> -<P>「サブフォルダを検索」にチェックを入れると、指定したフォルダの下位にあるフォルダもまとめて検索します。 -「大文字/小文字を区別」にチェックを入れると、アルファベットの大小文字を区別して検索するようになります。</P> -<H3>検索の実行</H3> +<P>迷惑メールを学習するためのコマンドを指定します。あらかじめbogofilterが使用できるように設定されています。Windows版の場合はbsfilterが設定されています。</P> +<P>「(プリセットを選択)」と書かれたオプションメニューで、bogofilterとbsfilterの既定の設定を選択することができます。</P> +<P>通常はそのままで問題ありません。</P> +<P>Windows版で管理者権限のないユーザでSylpheedを実行する場合、bsfilterはインストールされたディレクトリにファイルを書き込もうとするため、ファイルを書き込めずにエラーになります。その場合以下のいずれかの方法を行ってください。 +<UL> +<LI>管理者権限をもつユーザでSylpheedを実行する</LI> +<LI>環境変数 BSFILTERHOME に書き込み可能なディレクトリを指定する +<P> +<UL> +<LI> 「コントロール パネル - システム - 詳細設定 - 環境変数 - (ユーザ名) のユーザー環境変数」で「新規」を押す(Vistaの場合は「コントロールパネル - システムとメンテナンス - システム - システムの詳細設定 - 環境変数 - (ユーザ名) のユーザー環境変数」)</LI> +<LI>(XPの場合) 「変数名」に「BSFILTERHOME」、「変数値」に「C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Application Data\Sylpheed」を入力して「OK」を押す</LI> +<LI>(Vistaの場合) 「変数名」に「BSFILTERHOME」、「変数値」に「C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Sylpheed」を入力して「OK」を押す</LI> +</UL> +</P> +</LI> +<LI>「全般の設定 - 迷惑メール - 学習コマンド」の各コマンドに +--homedir "ディレクトリ" を追加する +<P>例) bsfilterw.exe --homedir "C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Application Data\Sylpheed" -C -s -u</P> +</LI> +</UL> +</P> -<P>「検索」ボタンを押すと検索を開始します。また、条件のキーワードの入力欄でEnterキーを押すことでも検索を開始します。「クリア」ボタンを押すと入力した条件と検索結果をクリアして初期状態に戻します。</P> -<P>検索結果は下のリストビューに一覧表示されます。その中のメッセージをダブルクリックすると、そのメッセージを含むフォルダをサマリビューで表示している場合はサマリビュー上で選択します。それ以外の場合は別ウィンドウで表示します。</P> -<P>「閉じる」ボタンを押すと検索ダイアログを閉じます。</P> -<H2><A NAME="ss15.2">15.2</A> <A HREF="sylpheed.html#toc15.2">検索フォルダ</A> +<H2><A NAME="ss15.4">15.4</A> <A HREF="sylpheed.html#toc15.4">アクションの設定</A> </H2> -<H3>検索フォルダとは</H3> +<P>迷惑メールと判定された場合にどのような動作を実行するかを指定します。</P> -<P>検索条件を検索フォルダとして保存することで、検索結果を後から簡単に参照することができます。新しいメッセージが追加された場合は、そのメッセージも自動的に検索対象に含まれます。 -検索結果はキャッシュされるため、2回目以降は高速に表示することができます。</P> -<H3>検索フォルダの作成</H3> +<H3>迷惑メールフォルダ</H3> -<P>検索フォルダを作成するには、検索ダイアログで条件の設定を行った後「検索フォルダとして保存」ボタンを押します。 -「場所:」で指定したフォルダの下に「フォルダ名:」で指定した名前の検索フォルダが作成されます。フォルダを作成する場所は初期状態では検索対象フォルダの下になっていますが、場所の入力欄の右の「...」ボタンで変更することもできます。</P> -<P>フォルダビューで検索フォルダを選択すると、検索結果をサマリビューに表示します。検索フォルダでも通常のフォルダと同様にメッセージを閲覧することができます。</P> -<H3>検索条件の編集</H3> +<P>迷惑メールと判定されたメッセージはここで指定したフォルダに振り分けられます。</P> -<P>後から検索フォルダの検索条件を変更することもできます。検索フォルダの -<A HREF="sylpheed-6.html#context-menu">コンテキストメニュー</A>から「検索条件を編集...」を選択します。 -検索ダイアログと同様にして条件を設定した後、「OK」を選択します。「キャンセル」を選択すると変更は破棄されます。</P> -<H2><A NAME="ss15.3">15.3</A> <A HREF="sylpheed.html#toc15.3">メッセージ内の検索</A> -</H2> +<H3>受信時に迷惑メールと判定されたメッセージを振り分ける</H3> -<P>現在表示しているメッセージ内の文字列を検索するには、メニューから「編集>現在のメッセージ内を検索...」を選択して検索ダイアログを表示します。</P> -<P>検索ダイアログの「検索文字列:」入力欄に検索したい文字列を入力します。 -「大文字/小文字を区別」にチェックを入れると、アルファベットの大小文字を区別して検索するようになります。</P> -<P>「進む」ボタンを押す、または入力欄でEnterを押すと先頭から順に検索を開始します。 -メッセージビュー内をクリックした場合は、その場所から検索を開始します。 -「戻る」ボタンを押すと逆方向に検索します。</P> -<P>「閉じる」ボタンを押すとダイアログを閉じます。</P> -<H2><A NAME="ss15.4">15.4</A> <A HREF="sylpheed.html#toc15.4">クイック検索</A> -</H2> +<P>受信時に自動的に迷惑メールを振り分けたい場合は、これをチェックします。この振り分けは、通常のフィルタリングの後に実行されます。</P> +<H3>通常の振り分けの前に迷惑メールを振り分ける</H3> -<P> -<A HREF="sylpheed-6.html#summaryview">サマリビュー</A>の上部にある「検索バー」を使うと、メッセージ一覧の絞りこみ検索をすばやく行うことが出来ます。これをクイック検索と呼びます。</P> -<P>左のドロップダウンメニューでは、フラグの条件を選択することができます。例えば、「未読」を選択すると未読メッセージのみが表示されます。以下の条件から選択します。 -<UL> -<LI>すべて</LI> -<LI>未読</LI> -<LI>マーク付き</LI> -<LI>カラーラベル付き</LI> -<LI>添付ファイル付き</LI> -<LI>1日以内 (Dateの日付が)</LI> -<LI>最近5日間 (Dateの日付が)</LI> -<LI>最近1週間 (Dateの日付が)</LI> -<LI>アドレス帳にある (Fromのアドレスが)</LI> -</UL> -</P> -<P>右の「検索:」入力欄に検索キーワードを入力してEnterを押すと、件名または差出人を検索し、ヒットしたもののみをサマリビューに表示します。フラグの条件と同時に指定することもできます。</P> -<P>絞り込みが行われている場合は、検索欄の右に「○○通中○通を表示」と表示されます。</P> -<P>条件をクリアしたい場合は入力した文字列を削除してEnterを押すか、「×」ボタンを押してください。</P> +<P>これにチェックを入れると、通常の振り分けの前に迷惑メールの振り分けが行われるようになります。</P> +<H3>受信時に迷惑メールをサーバから削除する</H3> + +<P>メールをサーバに残す設定にしていた場合でも、強制的に迷惑メールをサーバから削除します。</P> +<H3>振り分けた迷惑メールを既読にする</H3> + +<P>振り分けた迷惑メールの未読フラグを解除します。</P> <HR> <A HREF="sylpheed-16.html">次のページ</A> <A HREF="sylpheed-14.html">前のページ</A> |