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<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 3.2 Final//EN">
<HTML>
<HEAD>
 <META NAME="GENERATOR" CONTENT="LinuxDoc-Tools 0.9.21">
 <TITLE>Sylpheed ユーザーズマニュアル: Sylpheedとは</TITLE>
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</HEAD>
<BODY>
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<A HREF="sylpheed.html#toc2">目次へ</A>
<HR>
<H2><A NAME="s2">2.</A> <A HREF="sylpheed.html#toc2">Sylpheedとは</A></H2>

<H2><A NAME="ss2.1">2.1</A> <A HREF="sylpheed.html#toc2.1">Sylpheedとは</A>
</H2>

<P>Sylpheedはシンプル、軽量かつ高機能で使いやすい電子メールクライアント(メールソフト、メーラ、MUA)です。</P>
<P>SylpheedはLinux、BSD、Mac OS X等主にUnix系のシステム、またはWindows 2000以降で動作します。</P>
<P>SylpheedはGUIツールキットにGTK+を使用し、マルチプラットフォームを実現しています。Sylpheedの最新版はGTK+ 2.4以降で動作します(2.6以降推奨)。</P>
<P>SylpheedはGNU GPL (ライブラリ部分のLibSylphはGNU LGPL) に従って配布されているフリーソフトウェアであり、ライセンスに従って自由に利用・改変・再配布が可能です。</P>
<P>Sylpheedには以下のような特長があります。
<UL>
<LI>シンプルで美しく、洗練されたユーザインタフェース</LI>
<LI>細部まで作りこまれた快適な操作性</LI>
<LI>最低限の設定ですぐに使用可能</LI>
<LI>軽快な動作</LI>
<LI>高い信頼性</LI>
<LI>国際化、多言語対応</LI>
<LI>高度な日本語処理(文字コードの自動判別、機種依存文字対応等)</LI>
<LI>多様なプロトコルに対応</LI>
<LI>マルチスレッド対応</LI>
<LI>セキュリティ機能(GnuPG、SSL/TLSv1)</LI>
<LI>強力なフィルタリング、検索機能</LI>
<LI>迷惑メール対策機能</LI>
<LI>外部コマンドとの柔軟な連携</LI>
<LI>プラグイン機能</LI>
</UL>
</P>

<H2><A NAME="ss2.2">2.2</A> <A HREF="sylpheed.html#toc2.2">インタフェース</A>
</H2>

<P>Sylpheedの外観やインタフェースはOutlook ExpressやBecky!といった、Windowsでは定番のメールソフトと同様の3ペイン方式を採用しています。</P>
<P>特にキーボードによる操作性を重視しており、効率よくメールを読み進めることができます。もちろんマウスのみでも簡単に操作できます。</P>
<H2><A NAME="ss2.3">2.3</A> <A HREF="sylpheed.html#toc2.3">主な機能</A>
</H2>

<P>SylpheedはPOP3、IMAP4rev1、SMTPといった主要なプロトコルはもちろん、NNTP(ネットニュース)にも対応しています。次世代インターネットプロトコルIPv6にも標準で対応しています(Unix版の場合)。</P>
<P>主な機能としては、以下があげられます。
<UL>
<LI>無制限の複数アカウント管理 </LI>
<LI>強力なフィルタリング (POP3、IMAP4、ローカルスプール)</LI>
<LI>強力な検索機能 (クエリ検索、クイック検索、検索フォルダ)</LI>
<LI>迷惑メール対策機能</LI>
<LI>スレッド表示</LI>
<LI>MIMEによる添付ファイルの閲覧・送信</LI>
<LI>インライン画像表示機能</LI>
<LI>SMTP AUTH (PLAIN / LOGIN / CRAM-MD5)</LI>
<LI>SSL/TLSv1対応 (オプション)</LI>
<LI>PGP署名・暗号化 (オプション)</LI>
<LI>アドレス帳 </LI>
<LI>テンプレート</LI>
<LI>ニュースリーダー機能</LI>
<LI>多言語対応</LI>
</UL>

その他の便利な機能としては、以下があげられます。
<UL>
<LI>ML等でスレッドが切れているとき便利な「件名でまとめる」機能</LI>
<LI>スペルチェック機能 (オプション)</LI>
<LI>X-Face対応 (オプション)</LI>
<LI>ユーザ定義ヘッダ</LI>
<LI>マーク・カラーラベル</LI>
<LI>mbox ファイルのインポート・エクスポート</LI>
<LI>外部コマンドとの連携が可能なアクション機能</LI>
<LI>外部エディタ</LI>
<LI>送信待機</LI>
<LI>自動メールチェック</LI>
<LI>自動アップデートチェック</LI>
<LI>草稿</LI>
<LI>自動整形</LI>
<LI>メッセージ作成中の自動保存</LI>
<LI>クリッカブルURI</LI>
<LI>新着・未読管理</LI>
<LI>HTMLのテキスト表示</LI>
<LI>引用の深さの違いによる表示色の変更</LI>
<LI>印刷</LI>
<LI>オフラインモード</LI>
<LI>トレイアイコンへの格納と新着通知</LI>
<LI>ツールバーのカスタマイズ</LI>
<LI>コマンドラインによるリモート操作</LI>
<LI>フォルダ毎の設定</LI>
<LI>アドレス帳の LDAP, vCard, JPilot 対応</LI>
<LI>アドレス帳の CSV, LDIF ファイルのインポート</LI>
<LI>送信先アドレスのアドレス帳への自動登録</LI>
<LI>アドレスの自動補完</LI>
</UL>
</P>

<H2><A NAME="ss2.4">2.4</A> <A HREF="sylpheed.html#toc2.4">メッセージの管理方式</A>
</H2>

<P>メッセージは1ファイル1メールのMH形式で管理しており、データのバックアップや移行、他アプリケーションによる処理などが容易に行えます。1ファイル=1フォルダの形式に比べ、システムに障害が発生した際にメールを失う危険性も少なくなっています。その場で物理的にメッセージの移動や削除を行うため、メールボックスの肥大化を防ぐためにユーザが手動で定期的にメールボックスのコンパクト化などを行う必要もありません。</P>
<P>また、他のMH形式を使用したメーラ(Mew等)と併用することが可能です。
mboxまたはeml形式のメッセージをインポート・エクスポートすることも可能です。
受信に外部プログラム(inc, imget等)の使用も可能です。</P>

<H2><A NAME="ss2.5">2.5</A> <A HREF="sylpheed.html#toc2.5">実現予定の機能</A>
</H2>

<P>
<A HREF="http://sylpheed.sraoss.jp/wiki/">Sylpheed Wikiページ</A>を参照してください。</P>
<HR>
<A HREF="sylpheed-3.html">次のページ</A>
<A HREF="sylpheed-1.html">前のページ</A>
<A HREF="sylpheed.html#toc2">目次へ</A>
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